人体解剖
同級生殺人は人体解剖ですか。あと10年くらい頑張って病理の先生になればよかったのかね。
で、周りの大人は口を揃えて「命の尊さを説く」ですね、ここ数百年で人間の価値観て変わったものですね。
しかしね、子供もそこまでアホじゃないよ。ああまたか、と思うよね。「命の尊さ」ってなによ。具体的なこと何も言ってないよね。「人を殺しちゃいけません」てこと? 泰山鴻毛、て言葉もあるよね。
幼いころから犬猫をばらしていた、て過去があるとわかると、小さいころからそもそも精神的におかしかった、と結論付けるよね。心の闇が、て言うよね。心の闇って何よ。そんなの私にもあるわ。
そのうち、「カマキリのえさにバッタを捕まえて、バッタが食べられるところを観察していた」とか「トカゲを捕まえて尻尾を固定し、切れるか観察していた」とか「アリを見つけて触角をちぎっていたことがある」とか、そんなレベルでも、心の闇に精神鑑定コース行きになってしまうかもしれないね。私もセミをプールで泳がせたことがあるから精神鑑定行きですよ。
500年前の1614年といえば、大阪冬の陣だね。江戸幕府もできて安寧な日々を、10万対20万で戦争してるんですよ、日本人。家康も茶々も心の闇が絶好調だね。
「人を殺すのはいけない」
なぜ? に納得する答えを出せる大人はどれだけいるのだろう。
「自分が理不尽に殺されないため、人間がそういう秩序をつくった」
くらいしか説明できない。